大きくかわることとは(12月8日集団認知行動療法)
2017/12/16 [コラム]
テーマ:大きく変わること
12月8日集団認知行動療法
何か新しいことをやる時、「これだったら簡単にできそう」ということもあれば、
「これはすごい大変そう」「考えただけでげんなりする」というものもあるでしょう。
例えば、体重が増えたから、明日から「5kmランニングをする」という目標を立てたとき、
みなさんはどう感じるでしょうか。
もともと、3kmぐらいのランニングを時々する習慣がある人なら、ちょっと距離は伸びるけど
まあまあできそうだな、と思うかもしれません。
逆に、走る習慣がない人なら、それを考えただけでかなりきつそうだな、という反応があることでしょう。
同じ目標であっても、人によって感じ方がちがいますね。
目標を立てる時に、「それぐらいだったらできそう」「そんな簡単なことでいいの」というものであれば、
わりと楽に達成することができます。
その目標を考えた時、「あ、やだな」「結構大変そうだな」と考えただけで、身体がこわばったり、
気が重くなる目標はハードルが高いでしょう。
逆に、その目標を考えた時に、身体が楽で、ほとんどプレッシャーを感じない目標なら、
問題なく達成できるでしょう。
ここで、話は変わりますが、人は時に大きな変化をすることがあります。
テスト勉強を毎日真剣にやったらたくさん覚えたとか、一輪車の練習をしたら乗れるようになったなどです。
この2つのことを踏まえ、12月31日にできるだけ、自分のなりたい姿を想像し、それを目標として
もらいました。
そして、そのステップをさらに4つに分け、1つのステップを達成したら、さらに次のステップに進む、
というように、1つのステップを小さいもので「これならできそう」というもので、構成してもらいました。
1つ1つは簡単だけど、気付いていたら目標達成していた、そのような計画をたててもらいました。
さあ、12月31日はどうなっていることでしょう。楽しみですね。