大きくかわることとは(12月8日集団認知行動療法)

大きくかわることとは(12月8日集団認知行動療法)

テーマ:大きく変わること

12月8日集団認知行動療法

 

何か新しいことをやる時、「これだったら簡単にできそう」ということもあれば、

「これはすごい大変そう」「考えただけでげんなりする」というものもあるでしょう。

 

例えば、体重が増えたから、明日から「5kmランニングをする」という目標を立てたとき、

みなさんはどう感じるでしょうか。

もともと、3kmぐらいのランニングを時々する習慣がある人なら、ちょっと距離は伸びるけど

まあまあできそうだな、と思うかもしれません。

逆に、走る習慣がない人なら、それを考えただけでかなりきつそうだな、という反応があることでしょう。

 

同じ目標であっても、人によって感じ方がちがいますね。

 

目標を立てる時に、「それぐらいだったらできそう」「そんな簡単なことでいいの」というものであれば、

わりと楽に達成することができます。

その目標を考えた時、「あ、やだな」「結構大変そうだな」と考えただけで、身体がこわばったり、

気が重くなる目標はハードルが高いでしょう。

逆に、その目標を考えた時に、身体が楽で、ほとんどプレッシャーを感じない目標なら、

問題なく達成できるでしょう。

 

ここで、話は変わりますが、人は時に大きな変化をすることがあります。

テスト勉強を毎日真剣にやったらたくさん覚えたとか、一輪車の練習をしたら乗れるようになったなどです。

 

この2つのことを踏まえ、12月31日にできるだけ、自分のなりたい姿を想像し、それを目標として

もらいました。

そして、そのステップをさらに4つに分け、1つのステップを達成したら、さらに次のステップに進む、

というように、1つのステップを小さいもので「これならできそう」というもので、構成してもらいました。

1つ1つは簡単だけど、気付いていたら目標達成していた、そのような計画をたててもらいました。

 

さあ、12月31日はどうなっていることでしょう。楽しみですね。