目標設定すること
2018/09/07 [コラム]
「あっ、これやりたい」
子どもの頃、大人ほど自由にお金が使える訳ではなかったことだと思います。
普通の家庭であれば、お小遣い制で、その中でやりくりをしたことだと思います。
TVでアニメを見ていたら、そのおもちゃのCMがやっていて「あれ欲しいな~」と思って、
親にねだったけど「あなたには、このおもちゃがあるからいいでしょう。我慢しなさい」などと
言われて、泣く泣く我慢したこともあるでしょう。
また、デパートのおもちゃ屋さんの前では、子どもが駄々をこねて、床に寝転がって手足をジタバタ
するなど、おなじみの光景です。それを見て親は「勝手にしなさい」と言って歩いていき、子どもは
その様子を見て起き上がり「お母さん待って~」と目を泣きはらしながら追いかけて行ったりしました。
私も子どもの頃、欲しいものがありました。
ファミコンが欲しかったけど、親に頼んだけど、ずっと買ってもらいませんでした。
また当時に好きだったおもちゃの事や、遊びのことを寝る前に色々考えていたことを覚えています。
あなたも子どもの頃を思い出してみれば、本当に心からそれを欲しい!と思ったものが
色々あると思います。
それが手に入った時、嬉しくて飛び跳ねてみたり、みんなに自慢をしたこともあるでしょう。
やりたくなる『目標の設定の仕方』とはそういうものなのです。
あなたは今、手に入れたいものは何でしょうか?
お腹がへこんでスッキリとした体形なのか、友達と思ったことを自然に話せることなのか、
自分の望む仕事を生き生きとすることなのか…
でも、痩せたいという目標を立てた時に、
「でもたくさん歩いたり、運動しなきゃいけないなんて大変だな~」なんて考えてはいないでしょうか。
そういうイメージをすることは、目標を達成できないどころか、目標に達成するプロセス自体が苦痛なもの
となってしまいます。
まずは、立てた目標を十分に達成しているイメージをありありと想像してもらいました。
「痩せたい」という目標がある人なら、ズボンが楽にスッと履けた感覚や、ズボンとお腹の間に指が
入るイメージであったり、歩いていても身体が軽く楽に歩けるイメージであったり、周りの人から
「あれっ、痩せたんじゃない」「すごい綺麗になったよ」と言われたり…
そのように目標を達成したイメージをしてもらいました。