幸せな時間の使い方

幸せな時間の使い方

幸せな時間の使い方

~現在の過ごし方が未来を決める~

これから先の人生、あなたはどのように歩みたいですか?

自分なりに目指す方向性がわかっていれば、そこに向かって1歩ずつ歩むことができます。

旅行に行くときに、ある程度行き先や、巡る順番などが決まっていると、それに伴って進めて行くことができます。

例えば、外国の人が〈あなたはどこに行きたいですか?〉と質問されて、「日本です」と答えても、範囲が広すぎてしまいます。

タクシーに乗った時に「東京に行ってください」と言われても、運転手さんには具体的な目的地を伝えないと、ちゃんと目的地に着くことができません。

具体的に「東京のスカイツリーに行ってください」と言われれば、目的地がはっきりしているので、スムーズに向かうことができます。

人生の目標が明らかになっていれば、それに近づいていくための生活をしていけばいいのです。

今回はそのするために、その人の「増やしたい行動・考え」「減らしたい行動・考え」を詳しく検証しました。

「増やしたい行動・考え」をすることにより「何が得られるか」を書き出してもらいました。

また「減らしたい行動・考え」については、「(することで)何が得られていたか」「(減らすことで)何が得られるのか」を考えてもらいました。

例えば、「減らしたい行動・考え」は甘いものをたくさん食べてしまう。

「(することで)何が得られていたか」は、食べると安心する。満たされた感じがする。

「(減らすことで)何が得られるのか」は健康になる。体がスリムになる。自己嫌悪がなくなる。→(コントロールできたことで)自分に自信がでる。

減らしたい行動・考えは、今までに役立っていたことがあることも、まずは認めていました。

一般的にはなくした方がいいと思える、過食、リストカットなども、本人には何らかのメリットがあったからこそ続いていたことを、まずは認めてもらいました。

一刻も早くそれを消してしまおうとすると、かえってそのことが気になったり、余計不安が強くなります。

まずは、その行動・考えが存在するだけの理由があったことを、ただ認めてもらいました。

そしてその後に、将来の理想的な1日の過ごし方を考えてもらいました。

仕事をしている日と、休日の過ごし方です。

朝起きてから、朝ご飯を食べて、午前中な何をして、お昼は何を食べて、午後はどんな風に過ごして、帰る時はどんな様子なのか、夕食はどんなものを食べ、家族とどのように関わり、お風呂に入り、寝る前はどのように過ごし、どのような様子で布団に入るのか… などを考えてもらいました。

具体的に今をどう過ごせば、望む未来に近づいていくのか…

そのために、現在の過ごし方を細かく分析し、「増やしたい行動・考え」「減らしたい行動・考え」について検討しました。望む未来に近づくための、日々の過ごし方を、新しい計画を立ててもらいました。

今のこの瞬間、瞬間の過ごし方が、望む未来を作っていくのです。

日々のちょっとしたことを変えて行くことが、その先の大きな変化に繋がっていきます。

あなたの何気ない日々の過ごし方を、いったん見直してみてはいかがでしょうか?

何気ない1日が、望む未来へ続く、大切は日々に変わっていくことでしょう。