理想の世界をつくりだそう

理想の世界をつくりだそう

「理想の世界を作り出そう」
~あなたが大切にしたいのは、どんなことですか?~

人は面と向かって尋ねられると、すぐには正直に答えられないこともあります。

もしあなたが他の人に「あなたの長所は何ですか?」と聞かれたら、すぐに答えられるでしょうか?
「短所ならすぐ答えられるけど、長所はすぐに思いつかないです」という人もいるでしょう。
もしくは「長所は○○だと思うけれど、でもそれって言いすぎかな」などと、話すのをためらう人もいるかもしれません。

このように意識で考えられる部分というのは、なかなか本音が出てこないものです。

または「こんなこと言ったら変だと思われるかな」などど、検閲が入って、回答をゆがめてしまうことがあります。

もし「あなたを動物にたとえると何ですか?」という方が、意識で考える部分が少し緩むので、本音の部分が出てきやすいです。
今回はその原理を使って、色々なことを考えてもらいました。

今回は次のような設定で、想像してもらいました。
「あなたはある世界の神様です。そこにはあなたの理想とする世界があります。それはどんな世界ですか?」。
また、様々な角度から質問を投げかけてみました。

その世界はどのような景色なのか?
どのような住人が生活しているのか?
どのような服装をしているのか?
どのようなことを話しているのか?
どのようなことを大切にしているのか?

色々な角度から、理想の世界を語ってもらいました。

そしてそこに1人だけ、悩んでいる子がいました。
その子に対して、神様として、いろいろなことを語りかけてもらいました。

神様、悩んでいる子…
それぞれ何を例えているのでしょうか?

神様としての理想の世界
→自分の中にある、理想としている部分。まだ表には出てきていないけれど、いずれ表に出てくるであろう、望ましい部分。

悩んでいる子
→自分の中のコンプレックス。問題だと感じていること。

このように例えて表現すると、意識での抵抗が和らぎ、自分の中に眠っていたものが、するっと表に出てきたりします。

今回は少人数でしたが、1人1人が世界観を語り、改めて自分が大切にしたいものに気づかれたようでした。

あなたの理想とする世界は、どんな世界ですか?
あなたがそれを大切にして生きた時、心からの幸せを感じられることでしょう。