あっ、という驚きが、世界のイメージを変える
2019/07/01 [コラム]
「あっ、という驚きが、世界のイメージを変える」
~笑い、驚きを楽しもう~
過去に体験した出来事で、それを思い出すと嫌な気分になる。
自分に自信がない、人前で話すのが苦手だ…
。
今回は、その際のカギとなるポイントを扱いました。
前回はイメージの中で巨人になる、ということを行いました。
既存の枠組みを壊すためには、普段考えもしないようなことを想像するのが効果的です。
現実の延長線上でイメージワークをやっても、変化の幅が狭いからです。
今まで考えなかったことを想像することにより、初めて自分を制限していた枠が外れるのです。
今回は昔の嫌な記憶を、インパクトを与えて解釈を変える、ということを行いました。
今まで考えもしなかったようなことを想像することで、今まで凝り固まっていた考え方から、一歩抜け出せるのです。
今まで思いつくような考えの範囲だと、なかなかそこからは抜け出せません。今まで思いつかないような、とっぴな考えやイメージが、新しい価値観を生み出すのです。
また、今回は笑いも取り入れました。過去のことを思い出した時に、くすっ、と笑えたらどうでしょうか?
今まで深刻な場面、という認識から、笑いが起きる力が抜けた場面、という認識に変わります。
想像する時は、できるだけリアルに想像してもらいました。
リアルに想像すると、脳は現実に起きたことだと判断します。実際にそう感じてもらうために、身体を動かしながら、想像してもらいました。頭の中では、実際にそういう体験をした、という認識になるのです。
バカバカしいと思えるような、くすっと笑えるイメージにすることで、過去の意味付けが変わっていくのです。
例えば、苦手な人に怒られている場面で、くしゃみをしたら相手のかつらが飛んで行った。
例えば、緊張した会議の場面で大きなおならをしたら、笑いが起きてふっきれた…
そんなちょっとふざけながら、色々な苦手な場面で、普段はできないことを行動や発言を交えながら体験してもらいました。
途中で挟み込まれた出来事のインパクトが大きすぎて、不安、緊張というのがどこかに吹き飛んでしまいました。
コツさえつかめば1人でできるので、いろいろやってみるといいでしょう。