目標を実現するためのコツとは

目標を実現させるための具体的なコツ」
～成功への道のりを教えてあげれば、気楽に達成できる～

何か変化をする時、それは怖いな、と思う事があります。
人は今まで経験したことのない領域は、未知の領域であり、漠然とした不安に包まれているからです。
変化を恐れる人が、変化を受け入れるためには、どうすればいいのでしょうか？
まずは、その変化に対する抵抗を減らすコツについて、考えていきたいと思います。

まずは目標設定の仕方です。漠然とした目標設定では、上手く行かないことが多いです。
ある人が『今よりも活動的になる』という目標を設定したとします。それで目標達成する人もいれば、いない人もいます。どうしてでしょうか？
これは、友達と会う約束をした時、「じゃあ、○日に午前中に千葉市で会おう」と約束したようなものなのです。まず友達と会うためには、何時に、どこの場所で会うかを明確にしなければ、なかなか会うのは難しいでしょう。「じゃあ、７月５日の午前１０時に、JR千葉駅の中央改札口の前で待ち合わせしよう」と約束して、はじめて会えるようになるのです。
このように目標は具体的にしてこそ、実現可能性が高まっていくのです。

そして目標設定に関しても、どうしてその目標を達成したいのか、その奥で求めているものを探っていくのもいいでしょう。

「仕事をする」というのも、それ自体は最終的な目的ではありません。仕事をすることで、自分の能力を発揮したいのかもしれないですし、人とのつながりを持ちたいのかもしれません。
その先にある目標が、本当に自分が手に入れたいものであればある程、実現可能になります。
最初の具体的な目標というのは、その先にある自分が本当に得たいものを手に入れるための手段なのです。

何か目標を設定した時、それが実現するという確信度合いが低ければ、それが実現する可能性が低いです。
現実に変化が起き始めるのは、６０％が目安と言われています。
％を色々動かしてみて、それぞれの時にどのような印象になるのかを、想像してもらいました。
そして、確信度というのは固定されたものではなく、いくらでも自分で調整できるし、設定できるものだ、ということに気づいてもらいました。

ところで最近は色々な建物で、避難訓練をやったりしています。
そうすることで現実に地震や火事など起きても、対処することができるのです。
何も準備してないと、いざそのような事が起きた時、どうしていいかわからなくなってしまいます。

あらかじめ、望まないことが起きたらどうするのか？その対策を立てましょう。対策を立てておくことで、対応することができるのです。

あなたが学校で、数学のある単元を習ったとします。でも1回習っても、すぐにテストでいい点を取ることは難しいでしょう。問題集を解いて「ああ、こういう訊かれ方をするんだな」「こんな風に、具体的な問題で公式を使えばいいのだな」と学んでいます。ある程度のパターンがわかれば、現実のテストでも問題を解くことができるのです。
そのために、上手く行かなかったらそれをどう捉えるか？
そんなことを考えてもらいました。
実際に上手くいかなくても、それに対する対処をあらかじめ考えておくことで、実際にそうなっても落ち着いて対応することができるのです。

つまり変化を恐れないためには、何度も何度も経験することが大切です。
何回かやったことのあることは、「これはやっても安全だから、やってみよう」と思うわけです。
それは実際に経験するのでもいいですし、イメージの中で色々なシチュエーションを想定し、色々なパターンをあらかじめ体験しておくのです。
何度も体験したことがある状況なら、実際にやっても大丈夫だと思えるからです。

そのために、今回は色々な状況を想像してイメージの中で体験したり、実際にトラブルが起こったらどのように対処するかも、考えていきました。
色々な角度から、そのことについて検討しました。ですから気付いたら想像したことをやっていた、ということが起こっているかもしれません。

今回検討したことが、いつ頃現実になっているのか楽しみですね。