問題解決にむけてイメージすること(集団認知行動療法)
2018/01/16 [コラム]
1月12日開催の集団認知行動療法では
「問題解決にむけてイメージすること」をテーマに
行いました
問題解決の状況をイメージする
問題を解決するには、「現状」を知り、そして目指すべく「理想」の状態を具体的に詳しく描けた時に、
そこに向かって初めて進んでいけます。
どこかに出かける時でも、「現在地」と「目的地」を地図アプリに入力すると、どのルートを使うと何分ぐらいで到着する、と具体的に表示してくれます。
「目的地」があいまいだと、たどり着いた場所が、行きたかった場所より少しずれることもあるでしょう。
話は変わりますが、人というのは「言葉」以外にも、イメージ(映像)、音、感覚など五感を使って
想像を膨らませることもできます。
今回は単に「現状」と「理想」の状態を言葉だけではなく、それをよく表すイメージして表現してもらいました。
「理想」の状態を絵で表現し、色を付けて、言葉にならないけど、自分が望んでいるものを感じ取ってもらいました。さらに、至るまでの問題をどう解決すればいいのか、それもイメージで考えました。
見ていて面白かったのは、皆さんの「現状」と「理想」を絵で表現すると、「あっ、そいういうことか」
「自分は現状をこう感じたんだな」「じゃあ、それを解決するためには、まず○○すればいい」と
自分で書いた絵を見ることで、何をすればいいか、というのが見えてくることです。
「言葉」だけではなく、「五感」を使うことにより、問題を解決する方法を体験しました。
この方法は自分一人でもできるので、試してみてくださいね。