集団認知行動療法(アサーション)

集団認知行動療法(アサーション)

3月16日の集団CBT。

 

「アサーション・ロールプレイング編」

今回は実際に今まで学んだアサーションを、実際に使えるような実戦練習を行いました。

 

ターゲットとしたのは、過去にこんなことを言えればよかったのに、と考える後悔した出来事です。

過去のある出来事を何度も思い返してはため息をつく、というのは、その人の中でまだ過去に対する

わだかまりが消化されていないのです。

 

自分の中で、しっかりと消化できれば、もうその事をあまり思い出すことはないですし、

たまに思い出しても「ああ、昔そんなことあったな」と数ある思い出の1つに過ぎなくなります。

 

それを消化するには、過去に言いたいことを言えなかった場面を再現し、しっかりと自分の言葉で

相手に伝える事です

 

さて、やってみるとどうでしょうか。

 

同じ場面で1回目は、言葉も弱弱しく、言い回しが長いです。

2回目は、さっきよりも言いたいことを単刀直入伝えています。

3回目は、落ち着いて、自信を持って、自分の言葉を相手に伝えています。

 

回数を重ねるほど、自信に満ちて、自分の言葉を相手に伝えられるようになりました。

 

後で振り返ってみると、こうして練習したことが、日常生活の様々な場面に広がっていくのに気づき、驚かれることでしょう。