催眠療法の実際 ~千葉駅前心療内科における催眠療法の進め方~
<不安ストレス身体症状緩和のための治療としての催眠療法>
催眠技法には、自分で行う自己催眠と他者から行う他者催眠の方法があります。また催眠技法には、色々な方法がありますが、その一部をご紹介します。
自己催眠:自分で行います。代表的なものには、自律訓練法があります。
他者催眠:セラピストと共に行います。
イメージや身体感覚を用いて、マイナス感情の中和やストレス解消などを目標とします
催眠状態にて、苦手場面を上手くこなしているイメージを繰り返し練習します。
催眠状態にて、過去の時間に戻り記憶を回想します。又は未来へのイメージを描いていきます。
催眠状態にて、心の中にある色々な自我状態(部分)にアクセスして心のバランスの調整をしていきます。
例えば、エクスポージャー、アサーショントレーニング、Brainspotting等との組み合わせなどを行います。
※ Brainspottingとは
Daivd Grand,Ph.Dにより開発された新しいトラウマ治療の心理療法です。神経と感情的経験に関連がある目の位置を特定することでブレインスポットを用いて、自己観察をしながらトラウマ処理を行います。